年賀状とあの人はいま。

日記ブログ

年賀状を書かなくなったのは中学生のとき。
小学生のときは携帯電話も持っていなかったので友達同士で送り合っていました。
学校が始まれば毎日顔を合わすのに、正月に届く個性豊かな年賀状が楽しみだったのを覚えています。

さて、今年は久しぶりに年賀状を書きました。
学生時代のように毎日顔を合わす機会もなくなったのに書いてなかったなあと。
LINEで一言「あけおめ」と送れば済む話です。
でも思えば、それの一言のやりとりもほとんどしなくなりました。
手軽さゆえにおろそかになっているのかもしれません。

今回十数年ぶりに年賀状を書いたのには、高校からの友達が音信不通になったことが始まりです。
その友人とは社会人になってからも長期休暇に旅行に行ったりボウリングをしたりと
普通に関係は続いていました。その子を含め高校の友人5人のLINEグループがあるのですが、
年末に集まる連絡をしようとしたときに退会しているのに気付きました。
「あれ?」と思って調べると友だちのリストからも消えています。
グループの他の子に聞いても知らない状態だったので連絡もなく消えていたみたいです。

それぞれの人間関係やコミュニティもあるので、仕方ないかとも思いましたが、
高校から十年以上続いた関係が急に途切れたことや、突然縁を切るような関係でもなかったので気になって電話をしました。

現在、この電話番号は使われておりません。

高校時代に登録していた携帯番号でしたが、携帯番号が変わっているということでより心配になりました。
とはいえ、LINEも電話番号もつながらない、となると連絡の取りようがありません。

とりあえず、年末は4人で集まって話し合い、
その子の実家の住所がわかったので(グループの子が結婚式の招待状を送った先)、
年賀状かハガキを出そうということになったわけです。
なにかしらのトラブルや笑い話で済めばいいのですが、深刻な事情があった場合どうしようか、などといま考えているところです。返答はまだあらず。

とまあ、こういったことがあったのでふと年賀状について書こうと思いました。
LINEやSNSで連絡を取るのが普通になったいま、そこが止まったときに友達との関係はどうなるのか。
今回こんなことがあってあらためて感じたことです。
不便だった時代よりも連絡を取り合うことは容易になりましたが、顔を合わせての人間関係というのが
ずいぶん薄まってしまったのかなと思いました。
これからもずっと友達でいたい人、関係を大切にしていきたい人とのつながりを見直す年末年始です。

みなさんは携帯電話を失ったとき、そんな人とつながりを保てるでしょうか。

ではでは。

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