お金の知識1-お金の機能-

お金の知識

お金の悩みは勉強して解決する

うさきち
うさきち

あかん。今月ももうお金ない。

今日からパンの耳生活や……。

がまぐち
がまぐち

うさきちもお金に困ってるんか。

一緒にお金のこと勉強しよーや。

うさきち
うさきち

お金のこと勉強したら困らんようになるかな?

がまぐち
がまぐち

わからんけど、勉強せんかったら、ずっと困ったままやろ。

ちょっとでも改善できる可能性あるなら一緒にやらへん?

うさきち
うさきち

たしかにそうやな。

よし!これからの生活のためにも勉強してみよか!

さて、少し寸劇が入りましたが、お金に関する悩みや不安、みなさんはありますか。

どんな人生を歩むにも必要なお金。

しかし、日本ではお金について学ぶ機会がなく、悩みや不安を抱える人が少なくありません。

仕事やスポーツと同じ。情報や知識がなければ悩みや不安がずっと付きまとってきます。

私たちの生活とは切っても切り離せない「お金」について一緒に勉強していきませんか。

お金の機能

まず、お金には「3つの機能」があります。

どれも当たり前のことに思えますが、まずは基本的なところから学んでいきましょう。

交換の機能

一つ目の機能は、「交換の機能」です。

お金はさまざまな「モノ(食品や衣服など)」や「サービス(映画鑑賞や医療など)」を

売り買いするときに、交換の手段として使うことができます。

お金がなければ買い物はできず、自分の作った泥だんごをレジに持って行っても、交換はできません。

「お金」というものが、世の中全体に信用されているからこそ、交換の機能を果たせるのです。

価値保存の機能

二つ目の機能は、「価値保存の機能」です。

たとえば、小学生のときにお年玉をもらったときのことを思い出してみてください。

悲しいことに、もらったと同時に親のカバンの中に消えていった方もいるのではないでしょうか。

それから月日が経ち、あなたは大学卒業を控え、友人と卒業旅行を計画しています。

海外へ行く予定ですが、貯金が足りず、バイトのシフトを増やすしかないか、と考えていたそのとき。

親から当時のお年玉をもらえたとしたら、「あ、ありがとう…両親…」と感極まるかもしれません。

大げさに回り道をしてしまいましたが、これが価値の保存ということです。

小学生のときから大学卒業までに10年以上経過していると考えても、当時のお金が使えるのです。

お年玉の代わりにもらったのが「おはぎ」であったら、もはや原型がなくなっているかもしれません。

インフレや円高円安など、経済の影響によって、多少の価値の違いが出てきますが、

お金は食べものなどと違って、腐ったり使えなくなることはなく、価値を将来に保存できるのです。

給料をもらっても、そのときに使う予定がなければ、将来、車や家を買ったり、結婚式に使ったりと

貯金して保存しておくことができます。これが「価値保存の機能」です。

価値尺度の機能

三つ目の機能は、価値尺度かちしゃくどの機能」です。

少し難しい言葉ですが、要するに、価値をあらわすモノサシ、という機能です。

世の中にはたくさんのモノやサービスがあふれています。

スーパーやコンビニでよく買うパンやジュースの価格はなんとなくイメージがつくでしょう。

では、ブランド品や宇宙旅行、マニアが収集しているフィギュアなどの価格はどうでしょうか。

お金がなければ、モノやサービスに対する価値のとら方が人によって異なります。

そのため、お金で交換するときの価値=価格という尺度であらわします。

そうすることで、だれもがモノやサービスの価値を共有して認識することができるのです。

まとめ

お金の3つの機能…「交換の機能・価値保存の機能・価値尺度かちしゃくどの機能」

普段それほど意識することはありませんが、お金がこれらの機能によって経済を成り立たせています。

さらに、これらの機能には「お金というものを人間が信用している」という前提があります。

人生ゲームのお金では買い物ができません。これはお金だけがもっている特別な価値です。

お金についての悩みや不安は、こうした価値があるからこそ生じるもの。

今回は、お金ってなんだ?という基本的な部分についてまとめました。

次回以降も、お金に関する記事を書いていきますので、よければ一緒に勉強していきましょう。

ではでは。

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